Gravityで心もゼロに

２０１４年　皆様、明けましておめでとうございます
本年もどうぞ本年も宜しくお願いいたします

お正月早々映画館へいってきました

今、話題の「ゼロ・グラビティ」

結論から言うと「凄かった」「なんとも言えない精神状態になった」でした。

宇宙空間以外の映像はほとんどなく、登場人物もたった２人。
１時間半くらいと短めの映画だとあとで知ったのですが、物足りなさは全くありません、それくらい濃すぎる内容でした。

科学的な展開に溢れた本作なのですが、主人公の情緒感のある描写がよく出ていて・・酸素がない状態でやっとたどり着いた宇宙船内で胎児のように丸まって浮いている場面とか、無重力の様子が臨場感がたっぷりで、まるで自分が主人公になったような感覚になります

無音のシンと静まりかえった闇の中に１人取り残された孤独さ、死の恐怖を覚悟し、粛々と受け止める・・・徐々に私の体温まで下がり胃が痛くなってきました。もともと妄想に入り込むのが得意技なので、こんなメンタルに響く内容だと究極かなり効く~~っ

そんな中で、癒しになるのが「ジョージクルーニー(>_<)」どんな過酷な境遇でも優しくジョークを飛ばし、命を賭して仲間を守る姿は信じがたいほどの頼もしさ・男らしさに胸キュンになりました。（あ・・こんな人に守ってもらいたい）

主人公は九死に一生を得て地球に帰れてハッピーエンドだったのですが、見終わったときのモヤモヤした気分はなんと表現していいのか「毎日些細な事にこだわっていた自分、なんでもない毎日がどんなに贅沢で幸せなの・・・」そんな事をしんみりと考えてしまうのでした。

これを観たら、日頃使っている「感謝」という言葉の意味が大きく変わってくる気がいたします。

かなりオススメの映画です(*^_^*)