キャンセルでわかる知性

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思いはエネルギー

友人は念願だった小さなカフェを立ち上げました。10人も入れば満席のカフェに、19時から3時間お誕生日のパーティーをしたいと5名の予約が入りました。予算を聞いてケーキや料理の仕込みをし準備万端で待っていると…、当日19時5分前にキャンセルの電話。

『 用事ができたのでこれません』

これは飲食に限らず、エステでも美容室でも、よくある話です。特に小さなお店は少ないイス、ベッド、部屋を予約されたお客様のために数時間用意してお待ちしています。

そこには家賃、人件費、材料、光熱費が発生しています。お客様が来ない、売り上げが立たないという事は当日は赤字です。

キャンセルしたお客様には何の罰金もありませんが、店はマイナスです。お客様からお金をいただくには、それなりの用意(投資)がかかっている事を分かっていたけたら嬉しいのにな。

もう少し早くキャンセルしてくださったら、次のお客様をお断りせずに案内できたのに…。正直、私もそちら側の立場なので友達の気持ちが良くわかります。

お金を払う側、もらう側で、意識は違うと思いますが、犯罪にならない程度の事ならと…人に迷惑をかけている事に気づいてないのかも。私はお客様だからいいわよね、という気持ちはないとは言い切れません。

気が変わりやすい方は当日に予約をなさるのも良いかもしれませんね。

私も仕事柄、時間が予定通りにはいかないので、当日または前日に美容室を予約しますので予約がとれません。仕方無く当日行ける他のサロンを探したり、他の日で行ける日を待ちます。

約束をするというのは、お互いの信頼関係が少しづつ構築されるものだと思うから、約束は守ることを私は大切にしています。

だからといって、守らない人を許せないとか、裁くようなことはしませんが、小さな約束でも守れる方に信頼を寄せています。

基準とか普通とかは自分自身で決めることだからね、なるべく高い所に基準をもてる人はとても素敵です(^-^)

思いやりの想像力で、おもてなしする側も、される側も、紳士と淑女でありたいですね。

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